2017年12月8日金曜日

【満期償還】クラウドクレジット 【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド20号 運用状況についての満期時報告

 クラウドクレジットが【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド20号 について満期償還を迎えたと発表しました。

出資金総額 : JPY 42,330,000.
-  うち投資総金額 : JPY 39,726,705.
-  うちヘッジ担保金 : JPY 2,116,500.- (USDJPY 111.79)  うち運用手数料 : JPY 486,795.-   

===運用開始時の状況===  
グループ会社貸付実行日 : 2017年5月23 日
グループ会社貸付金額 : EUR 317,559.59 
適用直物EURJPYレート : 125.10
適用先物EURJPYレート : 124.51
グループ会社貸付期間 : 2017年5月23 日から2017年11月25日
資金運用日数 : 186日
グループ会社貸付金利(年利) : 12.8%   

===運用終了時の状況===  
予定グループ会社返済利息額 : EUR 20,713.59 
実現グループ会社返済利息額 : EUR 20,713.59 
運用目標達成率 : 100.0%
実現元利金返済額 : EUR 338,273.18 
グループ会社負担外為両替手数料 : EUR 0.00 
出資者返済原資 : EUR 338,273.18 
適用直物EURJPYレート : 124.51
ヘッジ担保金払戻額 : JPY 2,116,122.- (USDJPY 111.77)
円貨換算出資者返済原資 : JPY 44,234,515.-
ファンドの実現利回り : 8.8% (期間:2017年5月23日~2017 年11 月30日)
募集時期待利回り : 8.5% (期間:2017年5月22日~2017 年11 月30日)




 ファンドはユーロ建てで当初の予定通りの期待利回りを達成して満期を迎えることとなりました。 一方で、運用開始時に元利金部分に円ヘッジ取引をしていた(約定レート: 1 ユーロ当たり124.51円) ため、運用開始時に1ユーロ当たり 125.10 円だった換算レートが運用終了時に1ユーロ当たり 132.17 円となり円安が進行した中で為替差益を享受することができませんでした。それらを踏まえた円建ての 運用成績は全体で1,904,515円の利益(=44,234,515 円 – 42,330,000円)となりました。 なお、実現収益がファンド販売時に見込んでいた8.5%の期待利回りを上回り8.8%となった理由とし て、ヘッジ取引におけるコストの削減が上げられます。ファンド販売時点で見込んでいたユーロ・円の 為替予約コストに対してファンド運用開始時の為替予約コストが低下いたしました。
 具体的には、ファ ンド販売時点の想定が「円プレミアム70銭(=ユーロ・円の直物レートに対して70銭円高の価格で為 替予約が可能)」だったのに対して、実際のコストが「円プレミアム59銭(=ユーロ・円の直物レート に対して59銭円高の価格で為替予約が可能)」となりました。これにより、当該ファンドにおいて出資 者返済原資 EUR 338,273.18 に対して 37,210 円のコストをファンド販売時の想定よりも削減すること ができました。
 また、グループ会社貸付実行日がファンド販売時の想定よりも1 日遅れ、実現利回りと募集時期待利 回りの期間が相違しています。これは、2017 年5月22 日がヘッジ取引の相手方となる業者の休業日で あることをファンド販売時においては当社が把握しておらず、ヘッジ取引業者の営業日である翌 2017 年5月23日に合わせてグループ会社貸付を実行したためです。

公式サイトはこちら

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