クラウドクレジットは【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド 22 号が満期償還を迎えたと発表しました。
出資金総額 : JPY 37,790,000.-
うち投資総金額 : JPY 35,484,810.-
うちヘッジ担保金 : JPY 1,889,500.- (USDJPY 112.02)
うち運用手数料 : JPY 415,690.-
===運用開始時の状況===
グループ会社貸付実行日 : 2017 年 6 月 20 日
グループ会社貸付金額 : EUR 285,247.67
適用直物 EURJPY レート : 124.40
適用先物 EURJPY レート : 123.90
グループ会社貸付期間 : 2017 年 6 月 20 日から 2017 年 12 月 25 日
資金運用日数 : 188 日
グループ会社貸付金利（年利） : 11.9%
===運用終了時の状況===
予定グループ会社返済利息額 : EUR 17,483.73
実現グループ会社返済利息額 : EUR 17,483.73
運用目標達成率 : 100.0%
実現元利金返済額 : EUR 302,731.40
グループ会社負担外為両替手数料 : EUR 0.00
出資者返済原資 : EUR 302,731.40
実現直物 EURJPY レート : 123.90
ヘッジ担保金払戻額 : JPY 1,908,561.- (USDJPY 113.15)
円貨換算出資者返済原資 : JPY 39,416,981.-
ファンドの実現利回り : 8.3% (期間：2017 年 6 月 20 日～2017 年 12 月 31 日)
募集時期待利回り : 7.9% (期間：2017 年 6 月 20 日～2017 年 12 月 31 日)
このファンドはユーロ建てで当初の予定通りの期待利回りを達成して満期を迎えることとなりました。一方で、運用開始時に元利金部分に円ヘッジ取引をしていた（約定レート： 1 ユーロ当たり 123.90 円）ため、運用開始時に１ユーロ当たり 124.40 円だった換算レートが運用終了時に１ユーロ当たり 134.41円となり円安が進行した中で為替差益を享受することができませんでした。それらを踏まえた円建ての運用成績は全体で 1,626,981 円の利益（＝39,416,981 円 – 37,790,000 円）となりました。
なお、実現収益がファンド販売時に見込んでいた 7.9％の期待利回りを上回り 8.3%となった理由として、ヘッジ取引におけるコストの削減およびヘッジ担保金にかかわる為替差益が上げられます。ヘッジ取引におけるコストにつきましては、ファンド販売時点で見込んでいたユーロ・円の為替予約コストに対してファンド運用開始時の為替予約コストが低下いたしました。具体的には、ファンド販売時点の想定が「円プレミアム 65 銭（＝ユーロ・円の直物レートに対して 65 銭円高の価格で為替予約が可能）」だったのに対して、実際のコストが「円プレミアム 50 銭（＝ユーロ・円の直物レートに対して 50 銭円高の価格で為替予約が可能）」となりました。これにより、当該ファンドにおいて出資者返済原資 EUR 302,731.40 に対して 45,409 円のコストをファンド販売時の想定よりも削減することができました。また、ヘッジ取引開始時に担保金として営業者に預託した 1,889,500 円は、当時の為替レート（1 ドルあたり 112.02 円）でドルに交換されて預託されておりましたが、分配時点では為替レートが 1 ドルあたり 113.15 円と円安に進行したため、19,061 円（=1,908,561 円 - 1,889,500 円）の為替差益が発生いたしました。
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